今後の存続を賭けた「スチームパンク展」への出展だったが、数々のメディアに取り上げられ大盛況に終わる。 余材を使用して製作したスチームパンクアクセサリーが大きな評判を呼んだからだ。 こうして徐々に認知されるようになってきた三光ダイカスト。 プロジェクトを「三光スチーム」とし、別世界からやってきた 2人は、すっかり会社にはかかせないメンバーになっていった。

そんな矢先、三島領主の一団の会社訪問が決まる。大変な名誉に、社内はおおいに沸き立つ。三光スチーム内で会議をした結果、「領主一行を驚かせたい」という共通の想いが生まれていった。彼らを驚かせるには何をしたらいいか…? 考えた末に、車にスチームパンク風の飾りを施した、スチームパンクカーの製作を思いつく。それに伴い、車を展示するためのショールームも同時進行で作成することとなった。もともとは車の部品会社だけあり、車のカスタムはお手のもの。問題はショールームの内装だったが、展示パネルの作成を富士宮東高校芸術コースの学生たちに打診したところ、快く引き受けてくれた。

こうして訪問当日…一行はまず工場を見学して回った。一団の中には紅一点、美しい着物をまとった女性がおり、三光スチームのメンバーの緊張は一層高まった。ショールームは見学の最後に訪れ、そこで一行を驚かす作戦だ。
結果…、思惑通りショールームとカスタムカーは領主に気に入られたのだが、驚いたのは、先ほどの着物の女性が、三光スチームの取り組みを大絶賛してくれたことだった!


聞けばその女性、領主の妻であり、今回の訪問は彼女の提案だったという!この訪問をきっかけに、彼女が身につけるための装飾品作りを依頼された三光スチーム。しかし、「女性のための装飾品作り」に悪戦苦闘する。
悩んだ末に、打開策として女性デザイナーをチームに引き入れることに。結果、領主の妻は献上品を大変喜び、領主に新たな計画を持ちかける。
それはなんと、鎧兜の制作だった…!
果たして、チームはこのビッグプロジェクトを成功させることができるのか!?
乞うご期待!!

三光スチーム ショールームがオープン!
「もっと三光スチームの世界を体感してみたい!」そんな声にお答えして、三光スチーム ショールームがオープンいたしました。三光スチームの世界を再現した巨大パネルのほか、自動車を丸ごと1台スチームパンク風にアレンジしたカスタムカーの展示もしております。
レンタルスペース・貸会議室としてもご利用いただけるショールーム2階は、ガラス越しにダイカスト工場を一望でき、ものづくりの現場を身近に感じることができます。
見学のご予約は下記お問い合わせフォームより承っております。ぜひお越しください。
三光スチーム ショールーム | |
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住所 | 〒411-0815 静岡県三島市安久64 株式会社三光ダイカスト工業所 安久工場 |
電話番号 | (055)977-4585(代) |
営業時間 | 平日9:00〜17:00 予約制 (下記お問い合わせフォームよりご連絡ください) |